声をかけられるようになる為に必要なマインド

最初の記事を読んでみた諸君は、ナンパがどういったものかが何となく理解できただろう。では、

「何をするかはわかったけど、そもそも完全に初対面の赤の他人に、しかも街で会ったなんのゆかりもない人に声かけるなんてできるわけないじゃん!」

ナンパを今まで一回もしたことない人はみんなそう思うだろう。わかる。筆者も一番最初、ナンパを経験者の知人から促されてやった時、「え?え?そんなことすぐやれってできるわけないやろ…」と思うほど、その行為は一般の理解の範疇を超えていた。

生まれて初めての声かけ

筆者が初めてナンパをしたのは、2年前の秋、福岡は天神の繁華街である。ツイッターを介して知った、ある月額制のナンパサロンに入ったのがきっかけだった。当時失恋を引きずっており、復縁も実質絶望的になって意気消沈していた自分は、気を紛らわせるために新しい恋愛を始めたい、とにかく女性経験を積みたい、元カノをいつか見返してやりたい、と様々な思いが交錯しており、その思いを消化する対象が、当時気になっていたナンパ界隈や恋愛工学の世界だった。

ツイッターやネット上のブログにはモテやナンパについての様々な情報が溢れていたが、文字の情報だけでは実際の行動に結びつけるのは非常に困難だということに気づいたのだ。想像してほしい。あなたは「ナンパはこうすればいいのです!さあ、あなたも今すぐ街に出て美女に声をかけましょう!」という記事を読んで「はい!明日から声かけ始めます!」と思ってすぐに行動に移せる人はなかなかいないだろう。仮にいたとして、その人は尋常でない勇気に恵まれた行動力の鬼であろう。

実際自分も、小説「僕は愛を証明しようと思う」や、世界のナンパバイブル「THE GAME」を読んだりしてその気になっただけで、すぐに行動に移そうという気にはとてもなれなかった。当時、色々な情報がツイッターで飛び交う中、自分が特に興味を持った「恋愛工学」寄りの発信をしているインフルエンサーに憧れを感じ、そのインフルエンサーの主催するサロンに参加することに決めた。

こういったサロンの良い点は、

・ナンパに興味を持った同士とクローズドなコミュニティでやりとりができる

・サロン参加者は入門者から上級者まで様々

・場所が離れたナンパ師同士でも生の情報を交換し合える

・実際にナンパ仲間と合流申請ができる

である。特にナンパを始めたての人は、一人で声かけはできないと断言しても良い。だれか、経験者にケツを叩いてもらう意味も込めて、声をかける子を指名してもらうのである(自分でお願いすることが必要)。そのサポートありでも実際のところ最初は難しいだろう。

サロンを介して知り合った知人と合流をし、彼のナンパ仲間と居酒屋で飲んだあと、さあナンパしようという話になった。店の外に出て、明らかに彼らを取り巻く空気が変わったのが分かった。

「おし、まず声かけねーと始まらねーからな笑」

彼らの眼差しも真剣そのものだが、仲間たちに発破をかける様子も表情はふざけているように見えて明らかに声は笑っていない。

「ほら、あの子可愛いから行け!」

「え?…え?」

どうすれば良いかわからない

 

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